【11月20日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2015)は19日、5日目が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、7-5で第6シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)に勝利し、ベスト4進出を果たした。

 第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が、首位でのグループ突破を決めると、ジョコビッチは準決勝で第5シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と対戦することが決まった。

 今シーズンの四大大会(グランドスラム)のうち3つを制しているジョコビッチは、1セットを取れば4強入りを決めることができたが、結局1時間29分のストレートでベルディハを破り、堂々のグループ2位でナダルの待つ準決勝へ駒を進めている。

 直近の8試合で7勝を挙げているナダルとの対戦を前に、ジョコビッチは「僕らは何度も対戦しているし、まさにこのコートで戦ったこともある」とすると、「彼は最初の数試合で最高のプレーをみせているから、自分のベストを出せればと思う。それが彼を倒すのに必要なことだ」とコメントした。

 グランドスラム通算10勝のジョコビッチは、今季わずか6敗という王者の強さを見せつけると、最初の8ポイントのうち7ポイントを奪って、第2ゲームで早速ブレーク。

 ベルディハもすぐさまブレークバックに成功したが、第8ゲームでは決定的なポイントでチャレンジに失敗し、再びジョコビッチにブレークされた。

 運をも味方につけたジョコビッチは、このまま第1セットを先取すると、第2セットでも第1ゲームをブレーク。

 しかし、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で準優勝経験があるベルディハは、力強いフォアハンドでジョコビッチのミスを誘い、第4ゲームでブレークバックした。

 ベルディハの猛攻を受けたジョコビッチは、いつものような戦闘態勢に入り、ベルディハを振り回すと、第11ゲームを破って6-5の決定的なリードを奪い、次のゲームでサービングフォーザマッチをものにした。(c)AFP/Steven GRIFFITHS