■錦織、粘るも勝利ならず

 錦織がフェデラーと対戦するのは、昨年大会(ATP World Tour Finals 2014)以来で、1年前の試合では、ストレートで敗れていた。25歳の錦織は、憧れの選手と6度目の対戦でフルセットまで粘ったものの、3度目の勝利はならなかった。

 故障に苦しめられながらツアー・ファイナル出場を決めた錦織は、第1セットの第4ゲームでフェデラーにブレークチャンスを与えると、バックハンドのミスで1-3と先行された。

 それでも錦織は次のゲームでブレークバック。第7ゲームでも、クロスへのウイナーでフェデラーの動きを封じ、再び相手のサービスゲームを破った。

 ところが、フェデラーがここでブレークバックに成功し勢いを取り戻すと、第12ゲームで犯したアンフォーストエラーが響き、錦織が第1セットを落とした。

 第2セットでフェデラーに1-4と先行され、ストレートで敗れるかに見えた錦織だが、ここからは、ほぼすべてのショットでウイナーを狙う攻撃的なプレーを展開。

 フェデラーの動きも鈍りはじめ、昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2014)ファイナリストの錦織は、第7ゲームと第9ゲームで連続ブレークを記録すると、最後はサービングフォーザセットをものにした。

 迎えた第3セット、フェデラーは序盤にブレークして再び3-1とリード。錦織は、第7ゲームでブレークバックしたが、第10ゲームでフェデラーにマッチポイントを与えると、最後は強烈なスマッシュをお見舞いされた。(c)AFP/Steven GRIFFITHS