仏人ペア、ATPファイナルで連続襲撃事件の犠牲者を追悼
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【11月17日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2015)は16日、2日目が行われ、ダブルスに出場したフランスのニコラ・マウー(Nicolas Mahut)/ピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert)組が、パリ(Paris)で起きた連続襲撃事件を受け、胸にバッジを着けるなど、さまざまな形で犠牲者に哀悼の意を表した。
129人が犠牲になった13日の同時攻撃に言及したマウーは、「僕らは自分たちのためにプレーしているが、同時にパリで起きた事件のためでもある」とコメントした。
フランスのペアは、6-3、6-7、7-10で上位のイワン・ドディグ(Ivan Dodig、クロアチア)/マルセロ・メロ(Marcelo Melo、ブラジル)組に敗れたものの、マウーは試合後「コートに入場したとき、ぞわっとした。特別な空気が漂っていた」と述べた。
O2アリーナ(O2 Arena)では、コートの周囲がフランスの国旗色に照らされ、「PLAY 4 PARIS(パリのためにプレーしよう)」というメッセージが掲示された。
全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)の男子ダブルスを制しているマウー/エルベール組は、ウエアの胸に「PLAY FOR PARIS」と書かれたバッジを着けていたほか、休憩用の椅子には「PRAY 4 PARIS(パリのために祈ろう)」というロゴが入ったTシャツをかけていた。
また、マウーはラケットにピースマークの振動止めを付けている。
「難しい状況だった」としたマウーだが、「でも前進しなければならない。外の世界から自分を隔離することはできない」と続けた。
マウーは、「僕らは好きなことを続けて、周りの人を幸せにしたい」とすると、13日に襲撃を受けたコンサートホール「バタクラン(Bataclan)」などについて触れ、「みんなも同じように、コンサートに行き続けるべきだ」と述べた。(c)AFP