【11月12日 AFP】韓国で昨年4月に300人以上が死亡・行方不明となった旅客船セウォル(Sewol)号の沈没事故で、韓国の最高裁判所は12日、船長のイ・ジュンソク(Lee Jun-Seok)被告に、殺人罪で無期懲役とした控訴審の判決を支持する判決を言い渡した。

 最高裁は、イ被告が自らが助かるために300人以上の乗客を事実上水死させたと述べた。

 乗客乗員476人を乗せたセウォル号は昨年4月16日、韓国南西部の珍島(Jindo)沖で沈没した。死亡・行方不明となった304人のうち250人は同じ高校の生徒だった。(c)AFP