【11月7日 AFP】職務停止処分が科されている国際サッカー連盟(FIFA)のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長が6日、ストレスが原因で医師の観察下にあることが明らかとなった。

 スイスのラジオ局は、長くサッカー界のトップに君臨してきたブラッター会長が先週末に体調不良を訴え、10日間医師の観察下に置かれていると伝えた。

 ブラッター会長の広報を務めるクラウス・ストルケー(Klaus Stoehlker)氏は、AFPの取材に対し、「ブラッター会長は医師の観察下にあります」と認め、その原因はプレッシャーによる「ストレス」だとしている。

 ストルケー氏は電子メールで、「入院はしていません。自宅におり、来週末には復帰する見込みです。病気ではありませんが、医師の観察下にあります。このような状態ですが大丈夫です」と明かしている。

 なお、ブラッター会長の娘のコリーン(Corinne Blatter)氏は、スイスのブリック(Blick)紙に対し、同会長が11月15日までの全ての約束のキャンセルを余儀なくされていることを明かしている。(c)AFP