【11月5日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ（UEFA Champions League 2015-16）は4日、各地でグループリーグ第4節が行われ、グループFのアーセナル（Arsenal）は1-5でバイエルン・ミュンヘン（Bayern Munich）に敗れ、グループ敗退寸前まで追い込まれた。

　アーセナルは本拠地エミレーツ・スタジアム（Emirates Stadium）で行われた前回の試合で、ジョゼップ・グアルディオラ（Josep Guardiola）監督の率いるバイエルンに2-0で勝利していた。

　しかし、バイエルンはトーマス・ミュラー（Thomas Muller）の2得点を筆頭に、ロベルト・レワンドフスキ（Robert Lewandowski）、ダビド・アラバ（David Alaba）、アリエン・ロッベン（Arjen Robben）がそれぞれ得点を記録し、今季初黒星を喫した前回のリベンジを果たした。

　ミュラーとロベルト・レワンドフスキは、2人で公式戦合計31得点を稼いでいる。

　アーセナルは後半25分にオリヴィエ・ジルー（Olivier Giroud）のゴールで1点を返したものの、チャンピオンズリーグでは2012年2月に行われた決勝トーナメント1回戦で、ACミラン（AC Milan）に0-4で敗れて以来となる大敗を喫した。

　グループリーグは残り2試合となり、アーセン・ベンゲル（Arsene Wenger）監督の率いるアーセナルは、決勝トーナメント進出の可能性を数字上では残している。

　しかし、同日に行われたグループFのもう1試合で、オリンピアコス（Olympiacos）が2-1でディナモ・ザグレブ（Dinamo Zagreb）に勝利し、勝ち点9でバイエルンに並んでいる。

　アーセナルは現在勝ち点3で、次節はホームでザグレブと、そして最終節は敵地でオリンピアコスと対戦する。

　アーセナルのペア・メルテザッカー（Per Mertesacker）は、「僕らは残り2試合を連勝しなければならないし、オリンピアコスには2点差以上をつける必要がある」と語った。

「まだ終わっていないし、そうなるようにアプローチしなければならない。僕らは悪い流れに立ち向かわなければならない」

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