【11月5日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は4日、各地でグループリーグ第4節が行われ、グループGのチェルシー(Chelsea)は2-1でディナモ・キエフ (Dynamo Kiev)を退けた。

 チェルシーは、ウィリアン(Willian Borges da Silva)の見事な直接FKが決勝点となり、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督への重圧を和らげる貴重な勝利を手にした。

 相手DFアレクサンダル・ドラゴビッチ(Aleksandar Dragovic)のオウンゴールで先制したチェルシーだったが、試合終盤、そのドラゴビッチにミスを帳消しにする同点ゴールを決められ、モウリー ニョ監督が必死にしがみつく指揮官の椅子は、その手元を離れつつあるかに見えた。

 それでも終了7分前、ウィリアンが劇的なFKをゴール左上隅に決め、チェルシーは公式戦最近9試合でようやく2勝目を挙げた。

 本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)でのディナモ・キエフ戦で勝利を逃していれば、決勝トーナメント進出が本格的に危うくなっていたチェルシーだが、ウィリアンの決勝点で グループGの2位に浮上し、残るマッカビ・テルアビブFC(Maccabi Tel-Aviv)戦、FCポルト(FC Porto)戦で、自力突破を決められる権利を取り戻した。

 まだ絶好調には程遠いチェルシーだが、モウリーニョ監督はこの勝利で危機を乗り越えるために必要な猶予を手に入れ、第二次政権が予想外に早い終わりを迎える事態は、ひとまず回避することができた。

 モウリーニョ監督は、「勝利には大いに安堵(あんど)している。選手たちは懸命にプレーし、それにふさわしい対価を手にした」とコメントした。

「多くの選手が本来のレベルに戻りつつあるが、これまでは嫌な瞬間が訪れると、チームに動揺が走っていた。それが今日は、嫌な場面があっても、選手は自信を持っていた」

「チームは強い気持ちを持ち、選手たちはやり続けてくれた。それがうれしい」

(c)AFP/Steven GRIFFITHS