【11月4日 AFP】バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)のロジャー・シュミット(Roger Schmidt)監督は3日、ASローマ(AS Roma)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)のASローマ(AS Roma)を控え、アウェーとはいえども引き分けでよしとするつもりはないと明言した。

 レバークーゼンの本拠地、バイアレーナ(BayArena)で行われた2週間前の試合では、レバークーゼンが終盤に追いついて4-4の引き分けに持ち込んだ。この結果、ローマは今大会初勝利を逃し、グループ最下位に沈んでいる。

 本拠地スタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)で敗れた場合、ローマは残り2試合に連勝することが決勝トーナメント進出に望みをつなぐ最低条件になるが、そのうち1試合は、前回王者FCバルセロナ(FC Barcelona)とのアウェーゲームとなっており、現実的にいえばグループ突破の可能性を残すためにはこの試合に勝つしかない。

 逆にレバークーゼンとしては、勝利できれば決勝トーナメントがぐっと近づく。しかし、引き分けでも自力突破の可能性が残るという状況にある。それでもシュミット監督は、引き分けには興味がないと断言した。

「われわれは今季、アウェーではラツィオ(SS Lazio)とバルセロナに敗れている。だからいっそう注意深く臨む必要があるのは間違いない。しかし、それはローマ戦で守りに入るという意味ではない」

 ローマでは、ゴールを量産していた攻撃陣がインテル(Inter Milan)戦で当たりが止まり、またエディン・ジェコ(Edin Dzeko)もゴール欠乏症に陥っているのが気がかりとなる。

 0-1で敗れた先月31日のインテル戦は、チームにとっては公式戦25試合ぶりとなる無得点試合で、一方のジェコは加入後11試合に出場して1得点しか挙げられていない。

 対するレバークーゼンは、週末のリーグ戦で相手の明らかなオフサイドが先制点につながる不運がありながら、VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)を相手に1-2の逆転勝利を収めた。

 さらなる好材料としては、元マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)で、昨季はレアル・マドリード(Real Madrid)でプレーしたFWのハビエル・エルナンデス(Javier Hernandez)が絶好調を維持していることが挙げられる。エルナンデスは前回のローマ戦での2得点を含め、最近4試合で6得点を稼いでいる。

 シュミット監督も、「ハビエル・エルナンデスはプレーするたびに良くなっている。最近はゴールも量産している」と話している。

 レバークーゼンのスポーティングディレクターを務めるルディ・フェラー(Rudi Voeller)氏にとっては、この試合は古巣との対戦でもある。1987年から1992年にかけてローマに在籍し、セリエAでは通算142試合に出場して45ゴールを挙げたフェラー氏は、「永遠の都」へ戻るのが「待ち切れない」と話した。

 フェラー氏は、ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)のインタビューで、「オリンピコで負けなければ、16強入りという点でわれわれに追い風が吹く。とはいえ、難しい試合になるだろう」と話した。

 レバークーゼンでは、元ドイツ代表DFのロベルト・ヒルベルト(Roberto Hilbert)が膝の負傷のため離脱中で、足首を痛めているラース・ベンダー(Lars Bender)も出場は微妙。対するローマでは、MFのセイドゥ・ケイタ(Seydou Keita)が不在となる。(c)AFP