【11月2日 AFP】ワールドラグビー(World Rugby)のブレット・ゴスパー(Brett Gosper)最高責任者は、ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)でのペナルティー判定で議論を起こした審判のクレイグ・ジュベール(Craig Joubert)氏を「犠牲」にしようとする意図はなかったと語った。

 ジュベール主審は準々決勝のオーストラリア代表対スコットランド代表戦の終盤、オーストラリアにオフサイドではなくペナルティーの判定を下して批判を浴び、6週間に及ぶ大会で最大の議論を巻き起こした。敗戦濃厚となっていたオーストラリアだったが、このペナルティーからバーナード・フォーリー(Bernard Foley)の得点を挙げ、35-34でスコットランドから逆転勝利を収めた。

 ジュベール主審にとってはこの試合が今大会最後の一戦となった。

 この判定に対する騒動を受け、ワールドラグビーは前回大会の決勝で笛を吹いたジュベール主審による誤審だったと珍しく審判の判断について声明を発表した。

 1日に行われた会見でゴスパー氏は、「われわれは釈明をした。後悔があるとすれば、ジュベールを犠牲にしようとしたと認識されていることだが、そういった意図はまったくなかった」とコメントした。

「われわれとしては、その件について明白な方法で話をすることは通常のことだ。そして、ミスがあったと発表することもノーマルな事だ」

「クレイグ・ジュベールは世界クラスの審判であり、今後もわれわれの中のトップの審判であり続ける」

「審判たちも選手のようにミスを犯す。そのうちの一つだ」

(c)AFP