【11月1日 AFP】女子テニス、WTAツアー選手権(BNP Paribas WTA Finals Singapore 2015)は31日、シンガポールで準決勝が行われ、大会第5シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)は6-7、6-3、7-5で第2シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)を下し、初の決勝進出を果たした。

 高い守備力で新星ムグルサを退けたラドワンスカは、優勝を懸けて第4シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と対戦することが決まった。クビトバは、四大大会(グランドスラム)通算5勝の元女王マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)を破り、決勝に駒を進めている。

 歓声を受けたラドワンスカは涙を浮かべ、「言葉がありません」と述べると、「第1セットを落とした後、逆転できるかわからなかった。でも最初から最後まで素晴らしい試合だったと思うし、たくさんラリーをして走り回った。最終的に勝てたことがうれしいです」と振り返った。

 7度目の最終戦出場を果たした26歳のラドワンスカは、ここで優勝すればキャリア最大のタイトルとなる。ラドワンスカは、2012年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)で準優勝を果たし、世界ランク2位に浮上した経験を持つ。

 この日、ダブルスとのダブルヘッダーに臨んでいたムグルサは、第1セットのタイブレークを制した後に、疲労の色を見せていた。

 先日の中国オープン(China Open 2015)を制し勢いに乗っていた22歳のムグルサは、ラウンドロビンを全勝で突破したものの、第2セットの序盤からラドワンスカの猛攻に負けた。

 今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)で決勝に進出したムグルサは、ラドワンスカとの6回の対戦のうち、直近の4戦で勝利していたものの、この日は7回のブレークを許してフルセットの末に敗れた。

 ラドワンスカは、昨年大会でもラウンドロビンを1勝2敗としながら準決勝に進出していた。それでも今大会では、トップシードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)をストレートで破り、ツアー通算500勝目を挙げての4強入りとなっていた。(c)AFP