子どもや女性338人救出、ボコ・ハラム拠点から ナイジェリア
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【10月29日 AFP】ナイジェリア軍は28日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の拠点、北東部ボルノ(Borno)州のサンビサ森林地帯(Sambisa Forest)近くに拘束されていた338人を解放したと発表した。
同軍は27日、サンビサ森林地帯周縁の2つの村にあるボコ・ハラムの拠点とされる複数の宿営地を襲撃、作戦を実行した。ボコ・ハラム戦闘員とみられる30人を殺害し、武器・弾薬を押収した。
解放された人質338人のうち192人が子どもで、138人が女性だった。サンビサ森林地帯には、昨年北東部のチボク(Chibok)で拉致された女学生約200人が拘束されていると考えられているが、今回救出された人質の中に、この女性らが含まれているのかは不明だ。
ナイジェリア軍が公開した写真には、赤ちゃんを抱いた女性の数人の姿もあった。(c)AFP/Aderogba OBISESAN