【10月29日 AFP】15-16イタリア・セリエAは28日、第10節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)は3-1でウディネーゼ(Udinese)に勝利し、首位の座を守った。

 ローマは本拠地スタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)で、元ブラジル代表のダグラス・マイコン(Douglas Maicon)が躍動し、試合開始から10分間で2得点を先取した。

 マイコンは前半4分、ミラレム・ピャニッチ(Miralem Pjanic)の先制点をアシストすると、同9分には右サイドを駆け上がり、自らゴールを決めてチームのリードを2点に広げた。

 マイコンはまた、この試合で主将を務めたアレッサンドロ・フロレンツィ(Alessandro Florenzi)の好機を演出したが、フロレンツィはゴールを決めることができなかった。

 後半に入ってもローマが試合の主導権を握り、ジェルヴィーニョ(Gervinho)が追加点を挙げると、ウディネーゼをシリル・テロー(Cyril Thereau)の1得点に抑え、勝ち点3を手にした。

 マイコンは試合後、伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し、「自分の仕事をしようとしただけさ」と語っている。

「みんながうまくやれれば、ファンは幸せになれる。今の僕たちは絶好調だ」

 この結果、ローマはリーグ首位の座を守り、ナポリ(SSC Napoli)、フィオレンティーナ(Fiorentina)、インテル(Inter Milan)との勝ち点2差を維持している。(c)AFP