【10月28日 AFP】プロ野球と米大リーグ(MLB)の試合を対象に違法な野球賭博を行ったとして、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)に所属するダルビッシュ有(Yu Darvish)選手の実弟が27日、逮捕されたことが明らかになった。

 26歳のダルビッシュ翔(Sho Darvish)容疑者は、野球賭博で約1850万円を集めたとされており、大阪でほかの7人とともに逮捕された。

 日本の法律ではスポーツ賭博が禁じられており、警察側は翔容疑者の逮捕について、現時点ではコメントすることができないとしている。

 プロ野球でスーパースターだった兄の有は、3年前に活躍の場を米大リーグに移しており、2013年シーズンには277奪三振を記録し、最多奪三振のタイトルを獲得すると、MLB史上最速となる通算500奪三振も達成している。

 プロ野球では先月、読売ジャイアンツ(Yomiuri Giants)の選手1人が野球賭博に関与していたことが判明し、日本野球機構(NPB)は先週、さらに2人の選手が関与していたと発表している。(c)AFP