【10月26日 AFP】25日に行われたイングランド・プレミアリーグ、ボーンマス(AFC Bournemouth)対トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の試合で、場内アナウンサーの音声が突然流れる一幕があった。

 ボーンマスはこの日、前半1分にマット・リッチー(Matt Ritchie)のゴールで先制したものの、トッテナムのハリー・ケイン(Harry Kane)にハットトリックを許し、試合も1-5で大敗した。

 問題となった場面は、試合終盤に起きた。場内アナウンサーの使用するマイクが偶然オンになっていて、2人の男性が会話している音声が会場中に響き渡った。

 その音声を簡潔に説明すると、彼らは試合の感想を述べていて、ある一人は、「おそろしくひどい試合だな。大人と子どもが戦っているみたいだ」と話しており、これを聞いた両チームのサポーターは、そろって「お前は明日の朝には解雇されている」と合唱した。

 今回の事件について、ボーンマスの広報担当者は調査することを明らかにしている。

 ボーンマスのエディ・ハウ(Eddie Howe)監督は試合後、報道陣からこの場面について質問を受けたが、会話の内容がはっきりと聞き取れなかったとしている。

「たしかに雑音は聞こえたが、内容についてはきちんと聞き取ることができなかった」

(c)AFP