【10月25日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)に出場する南アフリカ代表のハイネケ・メイヤー(Heyneke Meyer)ヘッドコーチ(HC)が24日、準決勝でニュージーランド代表に18-20で敗れたことを受け、再び謝罪した。

 スプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)は12-7とリードして前半を折り返し、さらには数的優位に立っていたが、最終的にはオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)に逆転負けを喫した。

 メイヤーHCは試合後、「われわれは(前半のリードを)生かさなければならなかった」とコメントし、結果に対して失望を隠さなかった。

「皆様からいただいた支援に感謝している。そして、今日の試合でわれわれが彼らを失望させてしまったことを謝罪したい」

 メイヤーHCが謝罪のコメントを出したのは、最近3か月で3度目となる。

 今年8月にホームでアルゼンチンに敗れたあと、初めて謝罪のコメントを出したメイヤーHCは、今大会の初戦で日本代表にW杯史上最大の番狂わせを喫し、再び国民に謝罪していた。

 大会初戦で日本代表に敗れたあと、大きな重圧がのしかかっていたメイヤーHCは、不透明とされている自身の去就について問われ、「私は仕事をするためにここにいる」と答えた。(c)AFP