ウィキリークス、CIA長官の私用メールを公開 ハッキングで流出
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【10月22日 AFP】内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」は21日、米中央情報局(CIA)のジョン・ブレナン(John Brennan)長官の私用電子メールアカウントから流出したとされる文書6件を公開した。
ウィキリークスは「近日中」にもさらなる流出文書を公開すると予告している。今回公開された文書は機密情報扱いではないが、ウィキリークスはブレナン長官が流出元のアカウントを「複数の情報活動プロジェクトのために随時、使用していた」と述べている。
公開された文書のなかで最も注目されるのは、ブレナン長官が2008年に行ったとみられる極秘情報取り扱い許可の申請で使用された、同長官の身元調査書だろう。
調査書には、同長官の友人や側近のリストや、職歴や家族の情報など多数の個人情報が含まれている。1996~2004年にCIA長官を務めたジョージ・テネット(George Tenet)氏の名も電話番号とともに記されていた。
米紙ニューヨーク・ポスト(New York Post)は数日前、10代のハッカーがインターネット大手AOLのブレナン長官の私用メールサーバーに侵入し、メールや個人情報に不正アクセスしていたと報じていた。
このハッカーは、高い技術を要しない「ソーシャル・エンジニアリング」と呼ばれる手法で通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(Verizon)やAOLのスタッフをだましてハッキングに成功したと主張しており、ブレナン長官は米情報機関トップとしての面目を失った形だ。
CIAは21日、同長官の私用メールのハッキングは犯罪だとして非難したうえで、これまでのところ機密情報が流出した「形跡はない」と発表した。(c)AFP/Thomas WATKINS(c)AFP/Thomas WATKINS