【10月22日 AFP】テレビタレントのクロエ・カーダシアン(Khloe Kardashian)が21日、米ネバダ(Nevada)州の売春宿で倒れた米プロバスケットボール協会(NBA)の元スター選手ラマー・オドム(Lamar Odom)が生死の境をさまよった事故を受け、同選手との離婚手続きを撤回した。

 リアリティーTV番組などで活躍するカーダシアンは、2013年12月に4年間の結婚生活を続けていたオドムとの離婚を申請していた。

 カーダシアンの代理人は同日、ロサンゼルス(Los Angeles)の裁判所に出廷して書類を撤回し、その要求が認められた。

 複数の報道によると、書類は免責特権で申請されている。そのため、離婚書類は後日再び提出することが可能とされている。

 35歳のオドムは、ネバダ州の病院に緊急搬送されて以降、順調に回復の兆しをみせ、現在はロサンゼルスで治療を受けている。

 13日にラスベガス(Las Vegas)郊外の売春宿で意識不明の状態で発見されたオドムは、病院に搬送されて人工呼吸器につながれた。倒れた原因は、複数の薬物、さらにはアルコールを同時摂取したことだと報じられている。

 オドムはNBAで14年間プレーしたものの、2013年を最後にプレーしていない。2009-10シーズンには、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)でファイナル2連覇を達成した。(c)AFP