【10月18日 AFP】15-16スペイン1部リーグは17日、第8節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は5-2でラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)に大勝した。

 本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)でラージョに先制を許したバルセロナだったが、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が4得点を挙げるなど、負傷のリオネル・メッシ(Lionel Messi)不在を感じさせない圧巻のプレーを見せ、逆転勝利を飾った。

 ハビエル・ゲーラ(Javi Guerra)に先制点を決められ、まさかのビハインドを背負ったバルセロナだったが、ネイマールが自らが倒されて得たPK2本を決め、前半のうちに逆転することに成功した。

 迎えた後半は、ネイマールが1分間で2得点を決めると、さらにはルイス・スアレス(Luis Suarez)のチーム5点目も演出し、その後は相手の反撃をホサベド(Jozabed Sanchez Ruiz)の1点に抑えた。

 前節セビージャFC(Sevilla FC)に1-2で敗れたものの、しっかり立て直したバルセロナは、これで得失点差でレアル・マドリード(Real Madrid)に次ぐ暫定2位に浮上した。レアルは同日、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のクラブ最多得点記録を更新するゴールなどで、レバンテ(Levante)に3-0で快勝している。

 ただし、18日の試合でビジャレアル(Villarreal CF)がセルタ(Celta de Vigo)に勝利すれば、ビジャレアルが首位に再浮上することになる。

 ネイマールは、地元テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対し、「いい内容で勝てたからすごくうれしい。勝てたのは全員の力だ」とコメントした。

「すごく難しい試合だった。相手は、自分たちのサッカーに合った質の高い選手がいるチーム。だから少し苦しんだけど、やるべき仕事ができた」

(c)AFP