【10月15日 AFP】男子テニス、上海マスターズ(2015 Shanghai Rolex Masters)は14日、シングルス2回戦が行われ、大会第6シードの錦織圭(Kei Nishikori)は1-6、6-4、6-4でニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)に勝利し、3回戦に進出した。

 1回戦でも試合中に下品な言葉を発して罰金を科されるなど、暴言や迷惑行為で知られるキリオスと対戦した錦織は、第1セットを奪われたものの、最終的には逆転勝利を収めた。

 キリオスはこの試合でも、プレー外のボールを線審の方へ向けて打って警告を受けたり、ボールボーイに向かって「水だ、水!」と叫んだりと相変わらずだったが、錦織は、コートの反対側で起こっていることは極力気にしないようにしていたと話した。

 錦織は、「まあ、少しは聞こえましたし、うるさかったですけれど、落ち着いて自分のすべきことに集中していました」と語った。

 錦織は3回戦で第12シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)と対戦する。(c)AFP