五郎丸にリーチも、ラグビーW杯に足跡を残した5人の選手
このニュースをシェア
■リーチマイケル/日本代表
フィジーに祖先を持つニュージーランド生まれのリーチは、10代で留学した日本に住み続け、いわく英語よりも日本語のほうが得意だという。
フランカーで主将も務めるリーチのプレーは、ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)に勇敢さを与えたと言えるだろう。南アフリカ代表戦では同国の主将であるジャン・デヴィリアス(Jean De Villiers)に衝撃的なタックルを決めてトライを挙げると、同点のペナルティーキックではなく、逆転となるトライを狙うという勇気ある決断を下した。
リーチは、「相手は焦っていると(チームに)伝えた。最後にキックに行かずスクラムを選んだのは相手が1人少なかったことと、引き分けではなく、勝ちたいという気持ちからだった」とコメントしている。
サモア戦では後半に相手の組織を効果的に分断して日本の勝利を引き寄せ、現実的な側面も見せている。
■五郎丸歩(Ayumu Goromaru)/日本代表
活力に満ちたフルバックの五郎丸は、ことあるごとに飛び出して相手の守備陣を襲った。南アフリカ戦では記憶に残るトライを決めるなど24得点、さらにサモア戦では16得点を挙げて勝利に貢献した。
「Goro」のニックネームを持つ29歳の五郎丸は、代表から外れることもあったが、エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)に呼び戻されて先発に起用された。
チームメートの山下裕史(Hiroshi Yamashita)は、「チームの要」と五郎丸を評している。
五郎丸は、ジョーンズHCの後任が続けて信頼を置くこととともに、33歳となる4年後も代表メンバーに選出されることを願っている。
■AJ・マクギンティ(AJ MacGinty)/米国代表
米国番のブライアン・オドリスコル(Brian O'Driscoll)氏といえば、誰かが笑うかもしれない。マクギンティはスタンドオフ(フライハーフ)でオドリスコル氏はセンターだが、ともにアイルランドでトップ選手を輩出するブラックロック・カレッジ(Blackrock College)が出身校となっている。
マクギンティは、オドリスコル氏のような独創的な技術を多くを持ち合わせており、敗戦を喫したサモア戦では、自陣からの組み立てで米国最初のトライをお膳立てした。
25歳という年齢で国際的な舞台に登場したことは比較的遅かったかもしれないが、シーマス・ケリー(Seamus Kelly)がセンターとして頭角を表しており、マクギンティを支える面白いバックラインが形成される可能性もある。(c)AFP/Pirate IRWIN