ドジャースのアトリー、「違反スライディング」で2試合の出場停止
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【10月12日 AFP】米大リーグ(MLB)は11日、スライディングを仕掛けてニューヨーク・メッツ(New York Mets)の遊撃手ルーベン・テハダ(Ruben Tejada)の右脚を骨折させたロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のチェイス・アトリー(Chase Utley)に対し、2試合の出場停止処分を科した。
これで36歳のアトリーは、プレーオフのナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)の第3戦と第4戦を欠場することになる。しかしアトリーは異議申し立てを行う意向で、聴取は12日の第3戦開始前にニューヨーク(New York)で行われる予定となっている。
アトリーの議論を呼ぶプレーは、10日にドジャー・スタジアム(Dodger Stadium)で行われたシリーズ第2戦の7回に起きた。
併殺を崩そうとして遅れてスライディングしてきたアトリーは、二塁ベースのそばにいたテハダと激突した。このプレーがカギとなってドジャースはこの回に4点を挙げて逆転し、5-2で試合に勝利するとともに、対戦成績を1勝1敗に戻した。
脚にすぐさまエアーキャストが装着されたテハダは、カートに乗せられフィールドを後にした。
大リーグ機構で競技運営の最高責任者を務めるジョー・トーリ(Joe Torre)氏は11日、アトリーが意図してテハダを負傷させていないと信じるとしつつ、あのスライディングは規則に違反すると声明を発表した。
またトーリ氏は、「違反のスライディングと正当な激しいプレーの判定は審判にとって非常に難しいものだと付け加えなければならない」とコメントし、こう続けた。
「しかしながら、すべてのアングルからプレーを見直した結果、私はアトリー選手の行動は罰せられるのが正当だと結論づけた」
「アトリー選手のスライディングは、塁上から離れている際に発生する今回のようなスライディングに一致する、走りながらの妨害から野手を守るための公式野球規則5.09(a)(13)に反する」
メッツはこの処分を「全面的に支持する」との短い声明を発表している。(c)AFP