【10月10日 AFP】15MLBは9日、プレーオフのナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が行われ、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)が4-0でシカゴ・カブス(Chicago Cubs)に先勝した。

 カージナルスの先発ジョン・ラッキー(John Lackey)は、マウンドを降りる8回途中まで走者を3人しか出さない好投をみせ、カブスのエースであるジョン・レスター(Jon Lester)との投げ合いを制した。

 ラッキーは5回までカブス打線を無安打に抑えると、救援のケビン・シーグリスト(Kevin Siegrist)にマウンドを引き継ぐまで2安打、5奪三振を記録した。

 36歳のラッキーは、2002年にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(Los Angeles Angels of Anaheim)、2013年にボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)でワールドシリーズ制覇を経験しており、ポストシーズンの通算では33試合に先発し、13勝10敗、防御率2.77を記録している。

 打っては新人のトミー・ファム(Tommy Pham)と(Stephen Piscotty)とステファン・ピスコティー(Stephen Piscotty)の2人が終盤に本塁打を放ち、ラッキーを援護した。

 8回には代打で登場したファムは、自身のポストシーズン初打席でレスターからソロ本塁打を放つと、ピスコティーがカブス2番手ペドロ・ストロープ(Pedro Strop)から2点本塁打を放った。(c)AFP