全米女王ペネッタ、引退をリオデジャネイロ五輪まで延長か
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【10月9日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)の女子シングルスで優勝し、直後に今季限りで引退することを発表したフラビア・ペネッタ(Flavia Pennetta、イタリア)が、8日、来年のリオデジャネイロ五輪に挑戦する可能性があることを認めた。
キャリア最大のタイトルを獲得し、有終の美を飾ろうと考えていたペネッタだが、引退宣言を撤回することもあり得ると示唆している。
五輪に挑戦する可能性を聞かれたペネッタは、すぐに決定を翻すつもりはないが、「2月や1月の時点で気持ちがどうなっているかは分からない」と回答した。
「まだプレーしたかったら、続ける。何か言ったら、それを固持する必要はないと思っているので」
全米女王として臨んだ中国オープン(China Open 2015)の3回戦で敗退したものの、婚約者のファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)が男子シングルスで8強入りするのを見届けた33歳のペネッタは、「もちろん、今は人生最高のとき。欲しかったものがすべて手に入ったからね」と続けた。
「プロとしても、最高の時期だと思う。お気に入りの大会の一つで優勝し、それが世界最高レベルのものだった。世界ランクも自己最高に到達した」
「愛する人も近くにいる。本当に幸せということだけは言えるわ」
(c)AFP