【10月6日 MODE PRESS】スイスの高級時計ブランド「オメガ(OMEGA)」は、1970年10月5日にNASAより栄誉ある「シルバー スヌーピー アワード」を授与されてからちょうど45周年を迎えた。

■アポロ 13 号船長を迎え

 これを記念して、東京の大型格納庫でアポロ13号船長、ジェームズ・ラベル氏と、俳優・江口洋介氏、宇宙飛行士の山崎直子氏らを招いてイベントが開催された。この夜、200人を超えるゲストとともに、月面で最初に着用された時計、スピードマスターの歴史を祝福した。

 ゲストには、漫画家・松本零士氏、水泳選手の入江陵介氏、星奈津美氏、SNS ファウンダー堀江貴文氏、作家の平野啓一郎氏・春香夫妻など著名な人々が名を連ねた。

■オメガと宇宙

 オメガ・スピードマスターは、“ムーン・ウォッチ”の愛称で親しまれ、勇敢で溌剌とした歴代の宇宙飛行士たちと共に、これまで何度も宇宙を旅してきた。1962 年、宇宙飛行士がスピードマスターをプライベートで利用するようになった際、NASAは、より頑丈で正確なクロノグラフを有⼈ミッションに採用を検討。

 その後、スピードマスターは非常に厳しいテストを経て、晴れて宇宙探査の“飛行資格”を有する時計になった。以来、6回全ての月面着陸に際し、スピードマスターは宇宙飛行士に着用されており、これはオメガと宇宙飛行士との確固たる関係を証明している。

■シルバースヌーピーアワード受賞から45年

 スウォッチグループジャパン代表取締役社長兼オメガ事業本部長のクリストフ・サビオは、「今日はまさに、シルバースヌーピーアワード受賞から、45 周年を迎えた日です。私が初めてスピードマスターを手に入れてから、ずいぶん年月が経ちましたが、今、改めて、スピードマスターを誇りに思います。この日のために、ジェームズ・ラベル船長がアメリカから来て下さり、そしてこんなに素晴らしいゲストたちとともに、スピードマスターを祝うことができるからです」と述べた。

 また、スイス・オメガ社社長のウルクハート氏は、「アポロ13号のクルーが無事に地球に生還したことと、それにオメガが貢献したことは、100年先でも思い出されることでしょう」とコメントした。
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