指揮官解任されたロジャーズ氏、リバプール退団に「信じられないくらい失望」
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【10月6日 AFP】イングランド・プレミアリーグでリバプール(Liverpool FC)の監督職を解かれたブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)氏は5日、クラブを去ることについて「信じられないほど失望」しているものの、選手やスタッフ、ファンには感謝の気持ちを伝えたいとした。
4日に1-1の引き分けに終わったエバートン(Everton)とのマージーサイドダービー終了後、リバプールのオーナー会社フェンウェイ・スポーツ・グループ(Fenway Sports Group、FSG)は、ロジャーズ氏の解任を発表した。
ロジャーズ氏は、イングランドのリーグ・マネージャーズ協会(LMA)を通じ、「リバプールを離れなければならないことについては、当たり前ですが、信じられないほど失望しています」とする声明を出した。
「過去3年間、ビッグクラブの指揮を執れたことは、本当に名誉で光栄なことでした」
42歳のロジャーズ氏は、2013-14シーズンにクラブを優勝目前まで導いたが、昨シーズンは6位に終わると、今季はここまで8試合を終えて、勝ち点12の10位となっている。
「毎日、できる限りの力を尽くしてクラブに貢献し、個々の選手と、誇らしいファンを持つチームの力になりたいと思って働いてきました」
「リバプールでの在任期間中には、本当に思い出深い瞬間がいくつもありました。選手のハードワークと貢献に感謝します」
「現在のチームは、過渡期にあります。でも、そこには本物の才能があるし、一致団結する力を見せつけています」
「彼らは今後も成長し続けていくでしょうし、後任指揮官が残りのシーズンをしっかり率いてくれることを期待します」
リバプールの新指揮官候補には、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)前監督や、レアル・マドリード(Real Madrid)のカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)前監督の名前が挙がっているが、英メディアは5日の時点で、クラブがクロップ氏とコンタクトしていると報じている。(c)AFP