【10月5日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は4日、プールDの試合が行われ、アイルランド代表がイタリア代表に16-9で勝利し、準々決勝進出を決めた。

 アイルランドはキース・アールズ(Keith Earls)が同国のW杯通算最多トライ数の記録を塗り替え、苦心しながらイタリアを振り切った。

 この結果、フランスの8強入りも決定。両国はプールDの最終戦で相まみえる予定となっており、その一戦でどちらが準々決勝でニュージーランドと対戦するかが決まる。

 アールズはW杯2大会目で通算8個目となるトライを挙げ、ブライアン・オドリスコル(Brian O'Driscoll)氏の持っていた記録を更新したが、勝利にはジョナサン・セクストン(Jonathan Sexton)がキックで挙げた11得点が大いに必要となった。

 アイルランドの主将を務めるポール・オコンネル(Paul O'Connell)は、「アイルランドのすべてのファンに謝罪する。どうしようもないパフォーマンスだった。何度もボールを落として、全体的に活発さに欠けた。来週の試合(フランス戦)に向けて、前の2試合のような調子を取り戻せることをただただ願っている」と語った。

 一方で元アイルランド代表のオドリスコル氏は英ITVに対し、アイルランドには「やらなければならないことがありすぎる」とコメント。

「プール首位で突破するためには、この試合を上回るパフォーマンスをしなければならない」

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