マドリードダービーは1-1の引き分けに終わる
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【10月5日 AFP】15-16スペイン1部リーグは4日、第7節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とレアル・マドリード(Real Madrid)のダービーは1-1の引き分けに終わった。
ラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督率いるレアルは退屈なパフォーマンスながらも、前半9分にカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)のヘディングシュートで先制し、勝利して首位に浮上するかに思われた。
しかし迎えた後半38分、前半にアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)のPKをストップしていたレアルのGKケイロール・ナバス(Keylor Navas)は、至近距離からのルシアーノ・ビエット(Luciano Vietto)のシュートを防ぐことは出来ず、今季自身2失点目を喫し、アトレティコに同点を許した。
アトレティコはロスタイムにジャクソン・マルティネス(Jackson Martinez)が決勝点を狙ったものの、そのシュートは再びナバスが防いだ。
レアルはこれでアトレティコとの勝ち点2差を守り、FCバルセロナ(FC Barcelona)とセルタ(Celta de Vigo)を得失点差で上回り2位に浮上した。首位には勝ち点1差でビジャレアル(Villarreal CF)が立っている。
ベニテス監督は「勝ち点2を落とした。先行したがミスを犯して失点した。カウンターでの正確性に欠いていた。カウンターで8回のチャンスを迎えたが、最後のパス、あるいはその前のパスで精度を欠いていた」とコメントした。
しかしながらアトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、自身のチームが勝利に値したとの考えを示した。
「後半はより多くのチャンスを手にしていた。同点に追いついたあと、あちらはキーパーが見事なセーブを披露した。勝ち点2を取り損ねた気分だ」
(c)AFP