【9月30日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属するマルティン・カセレス(Martin Caceres)が、愛車のフェラーリ(Ferrari)で衝突事故を起こし、その後の呼気検査で飲酒運転が発覚したため、クラブは29日、謹慎処分を科すことを発表した。

 事故は28日の夜に発生した。報道によれば、カセレスは一方通行の道路を愛車のフェラーリで走行中、操作を誤ってバス停に突っ込み、さらに駐車してあった2台の車にも衝突した。

 ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)とスタンパ(La Stampa)によれば、現場に到着した警察官によって行われた呼気検査で、カセレスが飲酒運転をしていたことが発覚した。

 これを受けてユベントスは声明を発表し、「マルティン・カセレスの28日夜から29日にかけての行動は、クラブでの職務に対する重大な違反であり、同時にクラブのイメージを損なう行為だった」とコメントした。

 そして、カセレスを「一時的にトップチームから除外する」と述べ、謹慎処分にすることを明かした。

 ユベントスは30日に、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)のセビージャ(Sevilla FC)戦を控えている。

 しかし、ユベントスではすでにサミ・ケディラ(Sami Khedira)、クラウディオ・マルキジオ(Claudio Marchisio)、シュテファン・リヒトシュタイナー(Stephan Lichtsteiner)、マリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)と、複数の選手が負傷のためチームを離れている。(c)AFP