【9月28日 AFP】ドイツ中部カッセル(Kassel)郊外に設けられた難民キャンプで27日、難民同士の衝突があり、警察官3人を含む14人が負傷した。独DPA通信が報じた。

 衝突があった難民キャンプでは、約20か国からの移民や難民およそ1500人がテントで暮らしている。

 報道によると27日正午ごろ、昼食時に起きた難民2人の小競り合いが発端となり、アルバニア難民とパキスタン難民の2大グループの対立に発展した。さらに、夕刻に別の70人ほどの集団と約300人の集団の衝突が発生したという。

 警察が介入し、最初の衝突から数時間後にようやく事態は鎮静化した。逮捕者は出ていない。(c)AFP