■グリーンでの勝負強さ

 1打差の2位で最終日を迎えたヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson、スウェーデン)は、なんとか首位にプレッシャーをかけようと試みたものの、最終的には優勝賞金とタイトルをどちらもスピースに譲った。

 5番から2連続ボギーをたたいたスピースは、この時点でステンソンのスコアと並んだものの、グリーンでの勝負強さが明暗を分けた。

 スピースが8番で約6.5メートルのバーディーパットを沈めたのに対し、ステンソンは同ホールをボギーとした。

 9番でも約5.6メートルのバーディーパットを決めたスピースは、ここを同じくバーディーとしたステンソンにこれ以上の追い上げを許さず、10番のボギーを11番のバーディーで帳消しにした。

 スピースは、残りのホールでも確実にパーセーブし、特に15番と16番では、どちらも約2.5メートルのパーパットをしっかりと決めている。

 一方のステンソンは、ここから2位タイの座を確保するため奮闘するが、17番のダブルボギーによってそれも厳しくなった。

 それでも、最終18番で長いバーディーパットを沈めたステンソンは、なんとか通算5アンダーでホールアウトし、ジャスティン・ローズ(Justin Rose、イングランド)、ダニー・リー(Danny Lee、ニュージーランド)と並んで2位タイに入った。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は、通算イーブンパーの12位タイ、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は、通算1オーバーの16位タイに終わった。(c)AFP