【9月26日 AFP】15F1第14戦日本GP(Japan Grand Prix 2015)は26日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)がポールポジションを獲得した。

 2番手にはトライバーズタイトル争いでロズベルグに41ポイント差を付けて首位に立っているメルセデスAMGのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が続き、3番手にはウィリアムズ(Williams)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)、4番手にはフェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)がつけた。5番手にはウィリアムズのフェリペ・マッサ(Felipe Massa)、6番手にはフェラーリのキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が続いている。

 ハミルトンと0.076秒差で自身今季2度目のポールを獲得したロズベルグは予選後、「母さん、誕生日おめでとう!誕生日プレゼントだよ」とドイツ語で語った。

 昨年の鈴鹿でフランス人ドライバーのジュール・ビアンキ(Jules Bianchi)選手が致命的なクラッシュを起こした記憶が生々しく残る中、レッドブル(Red Bull)のダニール・クビアト(Daniil Kvyat)がヘアピンコーナーの手前で大きなクラッシュを起こし、F1特有のリスクを思い起こさせた。

 マシンは1回転して全壊したものの、クビアトはその残骸から無傷で抜け出した。

 このクラッシュで赤旗が振られたため、予選は早期終了となっている。(c)AFP