ベイナー米下院議長、10月末に辞任と表明 後任に注目集まる
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■誰が次期下院議長に?
オバマ大統領は、ベイナー議長の発表に驚いたとして、同議長を「愛国者」と呼び、「意見の相違は数多く、私たちは政治的に正反対の立場にいるが、ベイナー議長は私に対して、常に配慮と礼儀を示してくれた」と述べるとともに、ベイナー氏は妥協ができる人物だったと述べた。
一方でオバマ大統領は、次期議長とは「意見が大きく食い違うこともあるかもしれないが、だからといって、政府機関が閉鎖されたり、米国全体の信用が危険にさらされたりするというわけではない」と述べた。
ケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)共和党院内総務が次期下院議長に就任するのかどうかに注目が集まっている。ベイナー議長の辞任表明の直後、マッカーシー院内総務は硬い表情を見せて記者団の質問に答えなかったが、その後「今後待ち受けている困難に取り組むため、共和党にとって今は党内の癒やしと結束に集中すべき時だ」との声明を発表した。
共和党保守派は下院新指導部への影響力を強めたい意向で、後継議長職をめぐる闘争は下院を混乱に陥れる可能性がある。共和党保守派のラウル・ラブラドール(Raul Labrador)下院議員は、ベイナー議長の後任について公然と議論するにはまだ早すぎるとしつつ、「私たちはワシントンに本物の変化を起こすために闘うと有権者に約束した。この約束を守るリーダーを支持する」と述べた。
歳出をめぐりベイナー下院議長と最も緊密に協議した民主党議員の一人である上院のハリー・リード(Harry Reid)民主党院内総務は、共和党の保守強硬派が「共和党の主導権を奪った」と述べて警戒感を示した。(c)AFP/Michael Mathes