ジョーンズHC、日本は8強入りに「完璧」な位置 ラグビーW杯
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【9月25日 AFP】ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は、W杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)のスコットランド戦で大敗したとはいえ、決勝トーナメント進出に向けて、チームはまだ「完璧」な位置を保っていると自信をみせている。
2度のW杯優勝を誇る南アフリカを34-32で撃破した日本の指揮を執る55歳のジョーンズHCは、23日のスコットランド戦で喫した10-45の完敗からチームを立て直さなければならないと語った。
プールBでは、現在スコットランドが日本戦で稼いだボーナスポイントを含め勝ち点5で首位に立っており、サモアと日本が勝ち点1差、南アフリカが同2差で続いている。
ジョーンズHCは、「ここまでで2勝できていたかもしれないので悔しい」とコメントした。
「しかし、現実的にわれわれは目標達成に向けて、すなわち、準々決勝進出を果たすために完璧な状況を保っている」
W杯終了後、世界最高峰リーグのスーパーラグビー(Super Rugby)に参戦する南アのストーマーズ(DHL Stormers)で指揮を執ることになっているジョーンズHCは、スコットランド戦で判断を誤ったと振り返った。
「状況からみて、十分な状態とはいえなかった」
「思い返すと、私は選手の選び方など多くの間違いを犯した。試合に向けて、精神的に準備が整った選手をそろえられなかった」
「それは、すべて私の責任だ。敗戦とパフォーマンスの責任は、すべて私にある」
「選手たちは少し集中力を欠いていたようだ。だから、集中力を取り戻すことが私の仕事だ」
「前の試合から、回復していない選手も何人かいた。それは私のミスだから、次の試合では正しい選択をしなければならない」
オーストラリア代表監督として母国で臨んだ2003年大会の決勝では、延長戦の土壇場で敗れ去ったものの、南アフリカのアドバイザーとして臨んだ2007年大会では、スプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)を優勝に導いた実績を持つジョーンズHCは、ボーナスポイントの差で8強入りを逃す可能性があることについては心配していないと述べている。
「そのことについて、心配することはない」
「われわれがやるべきことは、ラグビーの試合に勝つことだ。W杯で3勝すれば、われわれは過去24年間の日本代表を300パーセント上回ることになる」
「ボーナスポイントで8強入りを逃すことになるなら、それは仕方ない」
南ア戦で24得点を記録したものの、スコットランド戦ではペナルティーゴールを外す場面もあったFB五郎丸歩(Ayumu Goromaru)は、競合国に対して常に競り合える実力を備えなければならないと強調した。
29歳の五郎丸は、「世界一きつい練習をこなしてきた。南アフリカ戦では良いところが出て、スコットランド戦では悪いところが出てしまった。ティア1(強豪国)に割って入るためには波を小さくしてく必要がある」とコメントしている。(c)AFP