【9月24日 AFP】独自動車大手フォルクスワーゲン(VolkswagenVW)の排ガス規制不正をめぐり同社のマルティン・ウィンターコルン(Martin Winterkorn)最高経営責任者(CEO、68)が23日、辞意を表明した。

 フォルクスワーゲン発表の声明文のなかで、ウィンターコルン氏は「ここ数日間の出来事に衝撃を受けている。何よりもフォルクスワーゲングループ内で、これほどの規模の不正が起こり得たことに打ちのめされている」と述べ、「フォルクスワーゲンには新たなスタートが必要だ。人事の点でもそうだ。私の辞任をもって新たなスタートへの道を開きたい」と辞任する意向を示した。

 フォルクスワーゲンは22日、同社のディーゼル車に排ガス検査を不正にクリアできるソフトウェアが搭載されていたと認めた。該当車は世界全体で1100万台に上るという。

 販売台数では世界トップのフォルクスワーゲンだが、不正問題で米国が刑事捜査に乗り出したほか世界各国でも提訴が見込まれ、経営への計り知れない損失は避けられない。

 同社の不正については、フランスや韓国に次いでドイツの検察当局も調査を開始したことを明らかにしている。(c)AFP/Odd ANDERSEN、 Simon MORGAN