【9月22日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2015)は21日、シングルス1回戦が行われ、大会第7シードの元女王アニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)は6-3、6-3でココ・バンダウェイ(Coco Vandeweghe、米国)に快勝し、危なげなく2回戦進出を決めた。

 ラドワンスカは、東京で戴冠を果たした翌年の2012年、自己最高となる世界ランク2位に到達した。

 今季初タイトル、そしてキャリア通算15勝目を目指すラドワンスカは、当時ほどの勢いこそ失ったかもしれないが、バンダウェイを巧みに振り回し、約1時間半で初戦を突破した。

 2020年の東京五輪で使用される予定の会場で行われる今大会で、前回女王のアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)、トップシードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)らは、不戦勝で2回戦を迎えることができる。

 その他の1回戦では、チェコのバーバラ・ストリコバ(Barbora Strycova)が7-5、6-2で大坂なおみ(Naomi Osaka)を下したほか、イタリアのカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi)が4-6、7-6、6-3でキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)に勝利した。

 本戦出場決定戦では、日比野菜緒(Nao Hibino)と江口実沙(Misa Eguchi)が、どちらもウクライナの選手に敗れた。(c)AFP