マレー、デ杯優勝のためにツアー・ファイナル欠場か
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■1936年以来のデビス杯優勝へ
過去9度のデビスカップ制覇を誇り、5年前には欧州・アフリカゾーンIII降格の危機を乗り越えた英国は、1936年以来の歴史的勝利まであと一歩に迫っている。
マレーは、2012年のロンドン五輪と四大大会(グランドスラム)のタイトルに加え、デビスカップでも優勝すれば、史上4人目の歴史的快挙を果たすことになる。
全米オープン(US Open Tennis Championships)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)を制しているマレーは、「来月、僕らはデビスカップの決勝に臨むことになるが、仕事は山積している」とコメントした。
「まだ3勝する必要があるし、次の大会までの2、3か月間で、いろいろなことが起こる可能性がある」
「デビスカップで優勝すれば素晴らしい偉業になるが、道のりは長い」
一方、来年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)を最後に現役を引退することを表明している34歳のレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt、オーストラリア)にとっては、これが最後のデビスカップとなった。
次期オーストラリア代表監督候補の一人にあげられるヒューイットは、母国を代表することについて、「本当に光栄だ。それを避けてきたことは一度もない」と強調している。
「テニスは個人主義のスポーツだから、仲間と一緒に母国のために戦うことは本当に大好きだった」
「僕たちはこの大会のために全力を注いできた。再びここまで来られたので悔いはないが、同時にあと一歩でデビスカップ決勝に進出するところだったから残念でもある」
「幸運にも、初めて臨んだ1999年と、2003年には優勝の喜びに浸る機会に恵まれた。しかし、負けたときは同等の苦痛を味わったことも確かだ」
「僕の仲間は、これからもたくさんの機会を得ていくことだろう。そして、この週末の経験を糧にして、さらに成長していくはずだ」
(c)AFP/Alistair Watson