ニュージーランド、アルゼンチンに薄氷の勝利 ラグビーW杯
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【9月21日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は20日、プールCの試合が行われ、ニュージーランド代表は26-16でアルゼンチン代表に逆転勝利を飾った。
W杯史上最多となる8万9019人が詰め掛けたウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)はアーロン・スミス(Aaron Smith)が決めたトライで逆転勝利を飾った。
ロス・プーマス(Los Pumas、アルゼンチン代表の愛称)は13-12とリードしてハーフタイムを迎えると、後半には一時16-12までリードを広げた。
それでもプーマスは、143キャップで3度目のシンビンとなったニュージーランド主将のリッチー・マッコウ(Richie McCaw)ら3選手にイエローカードが提示された激しい争いの中で、徐々に疲弊していった。
ニュージーランドは後半16分、SHスミスがラックから抜けだしてこの試合チーム最初のトライを決めて逆転し、南アフリカ代表を下した日本代表に続こうとしていたアルゼンチンの夢を打ち砕いた。
ニュージーランドはその後サム・ケイン(Sam Cane)もトライを決め、ダン・カーター(Dan Carter)が両トライのコンバージョンを決めると、4本のペナルティーゴールを蹴り込んでいる。(c)AFP