【9月29日 MODE PRESS】円熟と知性の象徴として、英国史上最長寿の人物トーマス・パーにその名を由来するスコッチウイスキー「オールドパー(OLD PARR)」は、1873年時の外相、岩倉具視が欧米視察から持ち帰り、日本にはじめて紹介されたスコッチウイスキーとも言われている。

■歴代の名士たちから愛され続けたウイスキー

 またその芳醇でやわらかな味わいは、吉田茂元首相をはじめとする歴代の首相や日本の歴史を築いてきた数々の名士、そして伝統的な料亭はもちろん、庶民的な和食店でも愛され続けており、その存在を確固たるものにした。

 和魂洋才の精神と共に140年もの間、日本文化と歩み続けるウイスキーとして、日本の伝統工芸を担う次世代の職人たちの活動をサポートしている。

■日本の伝統工芸を担う若き職人をサポート

 今回、江戸小紋の文化をさまざまな形で幅広い層に知ってもらうべく活動し、海外でのエキシビションにも出展するなど、積極的な活動に取り組む廣瀬染工場4代目・廣瀬雄一氏とOLD PARRはコラボレート。「オールドパー」を"右肩上がり"に安定して置くことができる「千客万来」の文字が書かれた縁起の良い江戸小紋の座布団を制作した。

 日本の伝統工芸を、いまの時代に寄り添った形で現代に継承するべく奮闘している廣瀬氏と同じく、2010年からパーティー感覚で狂言を楽しんでもらいたいという思いから隔月でDJ演奏と狂言公演を組み合わせたライブイベント「狂言ラウンジ」を主宰し、日本の伝統文化の一つである「狂言」の若者層への普及拡大を目指し活動している能楽師狂言方の大蔵基誠氏が、先日廣瀬染工房を訪問した。

 この日、大蔵氏は特別に用意された能面の絵型を染色。ヘラで糊を置き、型紙を繰る作業を通して、職人技を体験した。その後は本多宗一郎氏も贔屓にしたという廣瀬家御用達の老舗「鰻屋」の名物肝焼きと鰻重をオールドパーの水割りと共にゆっくりと楽しみ、唐津出身のハイブリッドな陶芸作家、中里花子氏がオールドパーのために創作した酒器を傾けながら、伝統を受け継ぐ立場としてさまざまなことを熱く語り合った。

 なお、次回の狂言ラウンジは10月15日(木)開催。舞台の前後には老舗料亭「数寄屋 金田中」によるスタンディング・バーではオールドパーの水割りも楽しめる。今回は特別にバックステージツアーも予約可能。
詳細は:http://www.veltra.com/jp/japan/tokyo/a/124090

■関連情報:オールドパー公式FACEBOOK
https://www.facebook.com/OldParrJapan

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