【9月16日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)でまさかの準決勝敗退を喫した女子テニスのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が15日、ニューヨーク(New York)で開催されたファッションコレクションに参加し、ヴォーグ(Vogue)誌のアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長や、うわさの恋人ドレーク(Drake)が見守る中、自身のプロデュースするブランドの新作を発表した。

 全米オープンでは、年間グランドスラム達成の夢がついえたセレーナだが、この日は黒の衣装に身を包み、恥ずかしげな笑みを見せながらファンに手を振った。

 昨年、ドナテッラ・ヴェルサーチ(Donatella Versace)がリアーナ(Rihanna)やナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)をもてなしたのと同じへルズ・キッチン(Hell's Kitchen)の会場で、セレーナは23種類のコーディネートを披露した。今回のコレクションで発表された新作は、すべてオンラインで購入できる。

 交際がうわさされるカナダ人ラッパーのドレークが、バックステージでセレーナの手の甲に口づけたことや、セレーナがランウエーでドレークの楽曲を流したことで、2人の関係については今後さらに注目が集まりそうだ。

 通信販売大手「HSN.com」で販売されるセレーナのファッションラインは、機能性とデザイン性をそなえながら、手頃な値段で購入できるのが特徴。「人生を通して、境界線を押し上げることを信じてきた」と言うセレーナは、通信販売という手段を選んだことによって、「ファンと直接コミュニケーションを取ることができる」と話している。(c)AFP