【9月12日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は11日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-4、6-3、6-1で第5シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)を破り、全米では6年ぶりとなる決勝に進出した。

 全米オープン制覇5回の実績を誇る34歳のフェデラーは、1970年以降では史上最年長となる優勝がかかった決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦する。

 ジョコビッチは同日に行われた準決勝のもう1試合で、第9シードで前回王者のマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)に6-0、6-1、6-2で圧勝していた。

 13日に行われる男子シングルスの決勝は、7月に行われたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)決勝の再戦となり、両雄の対決は通算42回目となる。

 フェデラーは2012年のウィンブルドンを最後に四大大会(グランドスラム)のタイトルから遠ざかっているが、ジョコビッチとの通算対戦成績では21勝20敗とリードしており、最後に対戦した8月のウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2015)では勝利している。(c)AFP