【9月4日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は3日、女子シングルス2回戦が行われ、英国のジョアンナ・コンタ(Johanna Konta)が7-6、6-7、6-2で大会第9シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)を下し、3回戦に進出した。

 世界ランク97位のコンタは、女子シングルスでは大会史上最長となった一戦で、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)準優勝のムグルサを退けた。

 これまでの最長試合は2011年のサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)とナディア・ペトロワ(Nadia Petrova、ロシア)の一戦だったが、この日の試合はそれを7分上回る3時間23分の戦いとなった。

 気温30度の中行われた試合でエース10本、ウイナー36本を決めたコンタは、「疲れました。2人ともだと思います。全力を出し切りました。彼女が私を打ち負かせるのは十分に分かっていたので、すべてのボールを追いかけて、戦いました」とコメントした。

 ウィンブルドンでの敗戦以降15連勝中のコンタは、3回戦で第18シードのアンドレア・ペトコビッチ(Andrea Petkovic、ドイツ)と対戦する。

 一方のムグルサは59本のアンフォーストエラーを重ね、19度のブレークポイントを許し、そのうち4度のブレークを許した。

 今大会では、ムグルサを含めて3回戦を前にすでに第10シードのうち5人が敗退を喫している。ムグルサの他、第6シードのルーシー・サファロバ(Lucie Safarova、チェコ)、第7アシードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)、第8シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)、第10シードのカルラ・スアレス・ナバロ(Carla Suarez Navarro、スペイン)が1回戦で大会から姿を消している。(c)AFP