米アトランタに新ファッション美術館オープンへ
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【9月3日 MODE PRESS】世界各地でファッションに関する展覧会が注目されているなか、米ジョージア(Georgia)州アトランタ(Atlanta)にファッションに特化した新しい美術館「SCADfash」が10月にオープンする。
サバンナ芸術大学(Savannah College of Art and Design)が開設する「SCADfash」は広さ930平方メートル。構内には一般公開されるギャラリースペースに加え、ファッション保存研究所やメディアライブラリーが併設されることになっている。「サンローラン(Saint Laurent)」や「オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar De La Renta)」、「ジバンシィ(Givenchy)」といった有名ブランドの服が展示される予定だ。
開館を記念して、10月3日から12月21日まで「オスカー・デ・ラ・レンタ」展を開催する。ドミニカ共和国出身で米国籍も持っていたオスカーの功績をたたえる回顧展で、1960年代の作品から、今日クリエイティブ・ディレクターを務めるピーター・コッピングの作品までが展示される。中には、ローラ・ブッシュ(Laura Bush)元大統領夫人や歌手テイラー・スウィフト(Taylor Swift)、人気司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)が着用したドレスもある。
また会場では、フランスのカンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)のマルシェ・デュ・フィルム(Marche du Film)で初上映された『オベーション・フォー・オスカー(Ovation for Oscar)』も放映される。これはオスカーの死後初めてサバンナ芸術大学の美術館で開催された回顧展「オスカー・デ・ラ・レンタ―伝説のスタイル世界(Oscar de la Renta: His Legendary World of Style)」の準備を進める、ファッションフォトグラファーやキュレーターたちの様子を収めた作品となっている。
新美術館ではこの他、アンドレ・ベンジャミン(Andre Benjamin)展や、アートとデザインの相互の影響について探る「アート×ファッション(Art x Fashion)」展などが予定されている。
開館のニュースは、世界各地で開かれているファッション展が活況を呈している中での発表となった。英ロンドン(London)のヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum、V&A)で開催された故アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)回顧展は、同館の有料展としては過去最多の来場者数を記録。また米ニューヨーク(New York)のメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art、MET)のコスチューム・インスティチュート(Costume Institute)で開かれている「鏡の国―中国(China: Through the Looking Glass)」も、同館の来場者記録を塗り替えている。(c)Relaxnews/AFPBB News