【9月3日 AFP】ウェールズ・ラグビー協会(WRU)は2日、革新的な試みの一環として、今季のウェルシュ・プレミアシップでのトライによる得点を6点にすることを承認した。

 3日に統括団体であるワールドラグビー(World Rugby)による認可が下されるこの試験的構想では、ペナルティーゴールとドロップゴールが3点から2点に減らされ、ペナルティートライは8点になる。

 トライによる得点は、1992年に4点から5点に増加している。

 全世界的な実験の一部として実施される新システムによって1点が追加されることで、より攻撃的なプレーにつながっていくかどうかが見極められることになる。

 この他、今回の実験ではアンコンテストスクラム(ノーコンテストスクラム)には必ず両チームから8人が参加しなければならなくなる。また、試合時間経過後にフリーキックやペナルティーキックのマークが与えられた場合、審判はプレー継続を許可することになり、ペナルティーキックでタッチラインを割って得たラインアウトでも試合は続行されることになる。(c)AFP