【9月2日 AFP】サッカー元ナイジェリア代表の主将、セグン・オデグバミ(Segun Odegbami)氏が1日、国際サッカー連盟(FIFA)次期会長選への出馬を表明した。

 ナイジェリアが初優勝した1980年のアフリカネーションズカップ(The Africa Cup of Nations)で中心選手だった63歳のオデグバミ氏は、自身を「アフリカ人候補」と表現し、一連のスキャンダルで失墜した威厳を取り戻すため、FIFAにはリーダーシップの新たな時代が必要だとしている。

 ナイジェリア代表として46試合に出場して23得点を記録したオデグバミ氏には、欧州サッカー連盟(UEFA)会長のミシェル・プラティニ(Michel Platini)氏、韓国の大富豪実業家で元FIFA副会長の鄭夢準(Mong-Joon Chung、チョン・モンジュン)氏との厳しい戦いが待ち受けている。

 すでにナイジェリアサッカー連盟(NFF)に会長選出馬の意向を伝えているオデグバミ氏は、各所に支援を要請して回っている。

 会長選の候補者は、FIFAの特別選挙委員会による資格調査が行われる。

 自国サッカー協会の推薦状をはじめとした会長選立候補書類の提出期限は、2015年10月26日となっている。

 会長選挙は来年2月26日にスイス・チューリヒ(Zurich)で行われる。(c)AFP