マンUが19歳のマルシアル獲得―移籍金は10代史上最高額に
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【9月2日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は1日、フランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)から19歳のフランス代表FWアントニー・マルシアル(Anthony Martial)を獲得した。契約期間は4年で、1年延長のオプションがついている。
ユナイテッドは移籍金を発表していないが、英国メディアは10代の選手では史上最高額となる3600万ポンド(約66億円)と報じた。一方、フランスではモナコ側に最大で8000万ユーロ(約108億円)が支払われると伝えられている。マルシアルの移籍金が7500万ユーロ以上になれば、ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏を抜き、フランス人史上最高額となる。
マルシアルはユナイテッドの公式サイトで、「マンチェスター・ユナイテッドに移籍することができて、本当に興奮している」とコメントした。
「モナコで過ごした時間は充実していた。クラブとファンがこれまで僕のためにしてきてくれたことに対して感謝したい」
オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とモナコで通算72試合15得点を記録しているマルシアルのユナイテッド移籍は、欧州のサッカー界に衝撃を与えている。
今季のユナイテッドは得点力不足に悩まされており、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督は、俊敏でたしかな足元の技術を持つマルシアルが、英国サッカーに難なく適応するとの見解を示している。
ファン・ハール監督はマルシアルについて、「天賦の才能に恵まれ、若く、素晴しい潜在能力を秘めた多才なフォワードだ」と語っている。
「彼には以前から注目していたし、ASモナコ在籍時に目覚ましい成長を遂げた」
「彼がユナイテッドに加入したことをうれしく思う。ユナイテッドこそが、若い彼が成長を続けるのにふさわしいクラブだと信じている」
「彼はトップ選手になるすべての要素を持っているが、われわれは新たな環境とプレミアリーグのリズムに慣れるため、彼に時間を与える必要がある」
オールド・トラフォード(Old Trafford)で背番号9をつけるマルシアルは、2013年にリヨンからモナコに約500万ユーロで移籍し、レギュラーをつかんだ昨季は公式戦46試合で12得点を記録した。
今月行われるポルトガルとセルビアとの親善試合で初めてフランス代表に招集されているマルシアルは、契約書へのサインとメディカルチェックのため、1日に代表合宿地のクレールフォンテーヌ・アン・イブリーヌ(Clairefontaine-en-Yvelines)を離脱することが認められてい る。
U-16からU-21まで、すべてのカテゴリーで代表を経験しているマルシアルは、「プレミアリーグでプレーしたいといつも考えていた。世界最大のクラブに入ることは、若手全員の夢なんだ」と語った。
「新しいチームメイトとの出会いと、数々の成功を収めたファン・ハール監督との仕事が楽しみだよ」
両翼でのプレーが可能なマルシアルだが、センターフォワードでのプレーを好んでいる。マルシアルの加入により、今季これまでワントップを務めていたウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)が10番の役割を果たすことになるとみられている。(c)AFP