【9月1日 AFP】第70回ブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)は31日、第10ステージ(バレンシアからカステリョン、146.6キロメートル)が行われ、MTNクベカ(MTN- Qhubeka)のクリスティアン・ズバラーリ(Kristian Sbaragli、イタリア)が最後のスプリント勝負を制し、グランツール(三大ツール)でキャリア初のステージ優勝を飾った。

 ズバラーリはチーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のヨーン・デーゲンコルプ(John Degenkolb、ドイツ)、モビスター・チーム(Movistar Team)のホセ・ホアキン・ロハス(Jose Joaquin Rojas、スペイン)を抑え、3時間12分43秒でステージを制した。

 総合順位にはほとんど変動はなく、チーム・ジャイアント・アルペシンのトム・デュムラン(Tom Dumoulin、オランダ)が赤いジャージー(マイヨ・ロホ)を堅持した。

 カチューシャ・チーム(Katusha Team)のホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)は57秒差の2位に、オリカ・グリーンエッジ・サイクリング チーム(Orica GreenEDGE Cycling Team)のエステバン・チャベス(Esteban Chaves、コロンビア)がさらに2秒差の3位につけている。

 一方、史上3人目となるツール・ド・フランス(Tour de France)とブエルタの同年2冠を目指すチームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)は、首位から1分18秒差の総合8位を維持している。

 しかしながら、チームスカイは今ステージでニコラス・ロッシュ(Nicolas Roche、アイルランド)とセルヒオ・エナオ(Sergio Henao、コロンビア)が落車に遭い、苦戦を強いられる日になった。

 それでも、ロッシュはタイムを取り戻して総合4位をキープしている。

 エナオは40人の逃げ集団にいたものの、自身の存在がデュムラン擁するジャイアント・アルペシンのプロトンのペースを押し上げてしまい、吸収されて大きくなりすぎてしまった集団は、アタックを阻止されてしまった。

 9月1日に大会最初の休息日を迎えるブエルタは、アンドラ公国で行われる翌日の第11ステージで6つの上級山岳に臨むことになり、降雨の場合はさらに難関ステージになることが予想される。(c)AFP