【8月31日 MODE PRESS】デザイナーのダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane von Furstenberg)は、米五輪金メダリストでトランスジェンダー(性別越境者)であることを公表しているケイトリン・ジェンナー(Caitlyn Jenner)が新しいリアリティー番組「アイ・アム・ケイト(I Am Cait)」で自分がデザインした服を着ているのを目にし、ドレス3着を進呈した。

 ダイアンは、「すごく心を動かされたのでメールを送り、彼女の勇気をたたえました」「ケイトリンから返信をもらったので、私の自伝と3着のドレスを届けました」と明かしている。

 1974年に米ニューヨーク(New York)・マンハッタン(Manhattan)のピエールホテル(Pierre Hotel)でファッションショーを開催し、そこで初めてラップドレスを発表。この画期的なドレスによってダイアンは、一躍有名人になった。それについてダイアンは、ドレスのあまりの人気に自分でも驚いたと認めている。

「自分がファッションを通じて自己主張をしているとは全く思っていませんでしたが、結果的にはファッションだけでなく社会学的な意味での主張にもなりました」「おかげで私個人が子どもたちの教育や家、自由を手に入れることができただけでなく、何百万人という女性に大きな影響を与えました」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS