【8月31日 AFP】第69回リトルリーグ世界選手権大会(2015 Little League World Series)は30日、米ペンシルベニア(Pennsylvania)州ウィリアムズポート(Willamsport)で決勝が行われ、日本代表の東京北砂LL(Tokyo Kitasuna LL)は一時8点差をつけられたものの、米国代表のレッドランドLL(Red Land LL)に18-11で逆転勝利し、大会制覇を果たした。

 準決勝でメキシコ代表を退けた東京北砂だが、決勝は初回で2-10の大差をつけられるという思わぬ展開を強いられた。

 それでも東京北砂は、すぐさま驚異的な追い上げをみせ、3回までに13-11と逆転すると、6回に一挙5点を追加して試合を決めた。

 東京北砂では、冨田進悟(Shingo Tomita)が2回と3回の本塁打を含む4打数3安打、2打点4得点の活躍を見せ、勝利の立役者となった。

 また東京北砂は、相手の8本を大きく上回る22安打を放った。

 日本代表がリトルリーグ世界一に輝くのは、これで11回目となり、台湾の17回に次いで2番目に多い優勝回数を記録している。(c)AFP