【8月31日 AFP】女子ゴルフ、ヨコハマタイヤLPGAクラシック(Yokohama Tire LPGA Classic 2015)は30日、米アラバマ(Alabama)州プラットヴィル(Prattville)のRTJゴルフトレール・キャピトルヒ ル(RTJ Golf Trail, Capitol Hill)で最終日が行われ、クリス・タムリス(Kris Tamulis、米国)が通算17アンダーでツアー初優勝を飾った。

 ツアー参戦10年のキャリアを持つタムリスは、最終ラウンドで8バーディーを奪うなどスコアを7つ伸ばし、元世界ランク1位のヤニ・ツェン(Yani Tseng、台湾)、第3ラウンドを終えた時点で首位に立っていたオースティン・アーンスト(Austin Ernst、米国)を1打差でかわした。

 3日目が5時間以上の中断で順延となり、最終日では長期戦を強いられることになったが、タムリスは第3ラウンドでスコアを3つ伸ばすと、そのままの勢いでこの日の計29ホールを終えた。

 長い一日を戦い抜いたタムリスは、最終ラウンドでこれほど少ないスコアを記録していたことに気付いていなかったと振り返った。

 一方、アーンストはヤニ・ツェンに2打差の暫定首位で最終日を迎えたが、最終ラウンドは3アンダーにとどまり、通算16アンダーで2位タイに終わった。

 2012年以来の優勝を目指していた曾雅ツェンは、最終ラウンドに7バーディー、2ボギーを記録してスコアを5つ伸ばし、今年のホンダLPGAタイランド(Honda LPGA Thailand 2015)で2位タイに入って以来の最高順位となった。

 今大会の上位は米国勢がほとんどを占め、通算14アンダーの4位タイにはシドニー・マイケルズ(Sydnee Michaels)とレクシー・トンプソン(Alexis 'Lexi' Thompson)が入り、通算12アンダーの6位タイには、ステーシー・ルイス(Stacy Lewis)とジェイ・マリー・グリーン(Jaye Marie Green)が続いた。(c)AFP