【8月31日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのフェデックス・カップ(FedEx Cup 2015)プレーオフ初戦、ザ・バークレイズ(The Barclays 2015)は30日、米ニュージャージー(New Jersey)州エジソン(Edison)のプレーンフィールド・カントリークラブ(Plainfield Country Club)で最終日が行われ、ジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)がトータル19アンダーで優勝し、ポイントランキングでも首位に立った。

 先日の第97回全米プロゴルフ選手権(2015 PGA Championship)で悲願のメジャー初優勝を飾ったデイは、そのままの勢いで最終日に8バーディーの大爆発をみせるなどスコアを8ストローク伸ばし、2位に6打差をつけて圧勝した。

 9月に行われるプレーオフ最終戦のザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2015)で優勝ボーナス1000万ドル(約12億円)の行方が決まるフェデックス・カップの初戦で、デイは10番と14番、さらに15番で8メートル半以上のバーディーパットをねじ込み、グリーン上で圧倒的なパフォーマンスをみせつけた。

 スウェーデンのヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson)が、この日4アンダーを記録して通算13アンダーの2位に入り、マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)2勝のバッバ・ワトソン(Bubba Watson、米国)は、最終ラウンドでスコアを1打伸ばし、通算11アンダーで3位に入っている。ワトソンは8番でダブルボギーをたたいたものの、バックナインで3つのバーディーを記録して取り返した。

 この日は第144回全英オープン(The 144th Open Championship)覇者のザック・ジョンソン(Zach Johnson、米国)がスコアを1打伸ばすと、ザック・ブレア(Zac Blair、米国)も4打伸ばす好調ぶりをみせた。両者は最終18番でバーディーを決めたワトソンにかわされ、トータル10アンダーの4位タイに終わった。

 一方、デイと首位に並んで最終日を迎えた韓国のベ相文(Sangmoon Bae、ベ・サンムン)は、2番でバーディーを記録するなど好調なスタートを切ったが、続く8ホールで計5つのボギーをたたき優勝争いから脱落してしまった。

 この日スコアを2打落としたベは通算9アンダーでフィニッシュし、ダニエル・サマーヘイズ(Daniel Summerhays)とライアン・パーマー(Ryan Palmer)の米国勢と並ぶ6位タイに終わった。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は通算6アンダーで13位タイとなった。(c)AFP